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【中国：訪沖外国人観光客数】2017年12月は3万6,600人と前年比11,700人増、年間では初の50万人台
最終更新：2018-08-15 13:15:59市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年12月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は3万6,600人と前年比11,700人増となりました。前年同月比の伸び率は47.0%となっています。また、12月の外国人観光客総数に占める中国の割合は台湾に次いで20.0%です。
12月の中国市場の概況について沖縄県は、北京からの入域について例年閑散期にあたるものの、航空各社のセールでFITの取り込みが見られたことなどから、前年を上回ったとしています。また上海からの入域については、同じく閑散期における航空各社のセールでFITの取り込みが見られたことや、前年同月と比べてクルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったということです。
2017年における中国の年間累計観光客数は50.4万人となっており、過去最高を更新し初の50万人台、前年同期比にして12.2%の伸び率となりました。12月の入域経路別に伸び率をみてみると、空路は前年同月比10.6%増の1万5,700人、海路は前年同月比95.3%増の2万900人となっており、他の市場と比較し海路での入域観光客割合が空路よりも大きいのが特徴です。