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【中国：訪沖外国人観光客数】2018年2月は5万1,500人と前年比22,200人増、伸び率は75.8%と非常に高い値
最終更新：2018-08-15 13:15:13市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年2月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は5万1,500人と前年比22,200人増となりました。前年同月比の伸び率は75.8%となっています。また、2月の外国人観光客総数に占める中国の割合は台湾に次いで26.4%です。
2月の中国市場の概況について沖縄県は、北京からの入域について春節時期による旅行需要の高まりや、各旅行会社による花見にあわせた旅行商品の販売強化の動きが見られたことなどから、前年を上回ったとしています。また上海からの入域については、前年同月と比べてクルーズ船の寄港回数が増加したこと等から、前年を上回ったということです。
中国市場は2017年から観光客数の伸び率が右肩上がりの傾向となっており、2月は75.8%と非常に高い値を示しました。入域経路別に2月の観光客数をみると、空路が前年同月比20.5%増の2万3,500人、海路が185.7%増の2万8,000人となっており、海路で入域した観光客数が空路で入域した観光客数を上回りました。中国のクルーズ市場は、2030年までに米国に次いで世界2位の規模になるとみられており、長期的な訪沖クルーズ需要の確保が求められます。