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[ 市場レポート ]

【単月訪日数】イギリス、 休暇時期の影響を受け伸び率マイナス4.4%の2.0万人

最終更新:2018-04-17 12:00:34市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年1月の訪日外客数(推計値)は前年同月比9.0%増の250万2千人と、2017年1月の229万6千人を上回り、1月として過去最高となりました。イギリスについては、前年同月比4.4%減の19,900人となりました。訪日外客数全体に占める1月のイギリスのシェアは、前年同月の0.9%から微減の0.8%となっています。

1月のイギリス市場ついてJNTOは、継続的な訪日旅行プロモーションなどにより、旅行先としての日本の認知度は高まっているものの、昨年は1月末にあった旧正月休暇が今は2月中旬となったことにより、旧正月休暇の影響を受ける英国人の訪日需要が抑えられ、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。

2017年は旅行者数が初めて年計で30万人を超えたイギリス市場ですが、旅行者数の伸び率は2・3・6月がマイナスとなるなど、市場の拡大に陰りがみられました。こうした背景に加え、昨年同様の傾向として旧正月休暇の影響を受け、1月の伸び率もマイナスとりました。欧米市場においてイギリスは他の地域とは異なる傾向を示す市場となっています。

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