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[ 市場レポート ]

【単月訪日数】台湾、休暇時期の影響で前年同月比0.1%減の350,500人

最終更新:2018-04-17 11:46:27市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年1月の訪日外客数(推計値)は前年同月比9.0%増の250万2千人と、2017年1月の229万6千人を上回り、1月として過去最高となりました。台湾については、前年同月比0.1%減の350,500人となりました。訪日外客数全体に占める1月の台湾のシェアは、前年同月の15.3%から1.3%減の14.0%となっています。

1月の台湾市場についてJNTOは、地方への航空路線の増便やチャーター便の就航など増加要因もあったものの、昨年は1月末にあった旧正月(春節)休暇が今年は2月中旬となった影響を受け、訪日者数は前年同月とほぼ同じであったとしています。

2017年の旅行者数は456.4万人と過去最高を記録した台湾市場ですが、中国市場と同様に休暇時期の影響を強く受け1月の旅行者数は昨年とほぼ同じ値となりました。台湾では映画やドラマのロケ地となった鉄道や駅を訪ねる訪日旅行が人気となるなど、コンテンツ・ツーリズムが顕著なインバウンド市場となっています。

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