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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2017年11月は18万2,400人と前年比7万2,200人増、伸び率は65.5%と今年最大

最終更新:2018-04-13 14:03:06市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年11月に沖縄県を訪問した外国客は18万2,400人と前年比7万2,200人増の記録を示し、伸び率は65.5%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は23.9%となっています。国籍別では台湾の割合が31.4%と最も高く、韓国が23.1%、中国本土が14.5%と続いています。

11月の概況について沖縄県は、ジェットスター・アジア航空によるシンガポール直行便の就航など航空路線の拡充があったことや、クルーズ船の寄港回数が前年同月比で3倍以上増加したことなどから前年を上回った。また12月は、マンダリン航空による台中ー那覇路線の増便など航空路線の拡充があることや、年末年始の旅行需要の高まりが期待できることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

11月も国内客の伸び率が前年同月比7.5%となったのに対し、外国客は65.5%とインバウンドの拡大が進んでいます。入域経路別の伸び率については空路が30.1%、海路が220.5%と海路での入域観光客数の大幅な増加がみられました。その結果、11月の海路入域は外国人観光客の36.0%を占めており、クルーズ船の寄港回数増加が訪沖インバウンド拡大の起爆剤として働いています。

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