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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2017年12月は18万3,100人と前年比4万5,900人増、伸び率は33.5%と好調

最終更新:2018-04-13 15:03:21市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年12月に沖縄県を訪問した外国客は18万3,100人と前年比4万5,900人増の記録を示し、伸び率は33.5%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は25.5%となっています。国籍別では韓国の割合が27.2%と最も高く、台湾が23.2 %、中国本土が20.0%と続いています。

12月の概況について沖縄県は、年末年始の旅行需要の高まりや、マンダリン航空による台中-那覇路線の増便など航空路線の拡充、クルーズ船の寄港回数が前年同月比で増加(前年同月14回から24回へ)したことなどから前年を上回ったとしています。また1月は、離島へのチャーター便の就航等航空路線の拡充があることや、クルーズ船の寄港回数も増加する予定(前年同月9回から25回へ)であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

12月の伸び率は11月に引き続き33.5%と好調な値を記録しました。入域経路別の伸び率をみてみると空路が20.3%、海路が79.2%と空海双方での入域観光客数の増加がみられました。12月の外国人観光客全体に占める空海路の割合は、空路入域が70.0%、海路入域が30.0%となっており、クルーズ船の寄港回数が落ち着く冬季における空路入域割合の増加が指摘できます。

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