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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2017年9月は23万3,500人と前年比3万100人増、伸び率は14.8%と2桁で推移

最終更新:2018-03-07 15:46:54市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年9月に沖縄県を訪問した外国客は23万3,500人と前年比3万100人増の記録を示し、伸び率は14.8%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は27.5%となっています。国籍別では台湾の割合が29.0%と最も高く、中国本土が21.4%、韓国が18.5%と続いています。

訪沖外国人観光客数

9月の概況について沖縄県は、台風の影響によるクルーズ船の欠航で、対前年同月と比べて寄港回数が減少したものの、航空路線の拡充があったことや大型連休に伴うチャーター便の就航などで空路客が増加したことなどから前年を上回ったとしています。また10月は、本格的な大型連休期間に入り航空会社の増便やチャーター便が予定されているほか、クルーズ船の寄港回数についても増加が予定されていることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

訪沖外国人観光客数の伸び率

8月に引き続き9月も、国内客の伸び率が前年同月比2.4%に対し外国客は14.8%と好調な値を記録しています。入域経路別の伸び率については空路が14.8%、海路が14.9%とバランスよく拡大しました。LCCのジェットスター・アジア航空が今年11月から那覇―シンガポール線を週3往復で新規就航させるなど、訪沖市場のさらなる拡大が期待されます。

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