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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2018年1月は19万4,400人と前年比4万7,200人増、伸び率は32.1%と昨年並み

最終更新:2018-04-17 10:47:35市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年1月に沖縄県を訪問した外国客は19万4,400人と前年比4万7,200人増の記録を示し、伸び率は32.1%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は27.6%となっています。国籍別では韓国の割合が29.6%と最も高く、台湾が25.7%、中国本土が20.1%と続いています。

1月の概況について沖縄県は、年末年始の旅行需要の高まりや、宮古・石垣へのチャーター便の運航など航空路線の拡充、クルーズ船の寄港回数が前年同月比で増加(9回から23回)したことなどから前年を上回ったとしています。また2月は、春節時期による旅行需要の高まりや、クルーズ船の寄港回数も増加する予定(前年同月比12回から20回)であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

1月の伸び率は12月に引き続き32.1%と前年を上回る好調な値を記録しました。入域経路別の伸び率をみてみると空路が3.4%増、海路が199.5%と空海双方での入域観光客数の増加がみられました。1月の外国人観光客全体に占める空海路の割合は、空路入域が66.9%、海路入域が33.1%となっており、入域観光客数の3人に1人がクルーズなど海からのアクセスとなっています。

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