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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2018年2月は19万4,800人と前年比5万700人増、伸び率は35.2%と高い値

最終更新:2018-04-17 13:20:08市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年2月に沖縄県を訪問した外国客は19万4,800人と前年比5万700人増の記録を示し、伸び率は35.2%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は27.4%となっています。国籍別では台湾の割合が27.3%と最も高く、中国本土が26.4%、韓国が25.3%と続いています。

2月の概況について沖縄県は、春節時期による旅行需要の高まりや、クルーズ船の寄港回数が前年同月比で増加(12回から18回)したことなどから前年を上回ったとしています。また3月は、クルーズ船の寄港回数について引き続き増加する予定(前年同期比で22回から28回)であることや、下旬からの夏季運行期間において航空路線の拡充が予定されていることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

2018年は春節休暇が2月だったこともあり、2月の観光客数が1月をわずかに上回る結果となりました。入域経路別に2月の観光客数をみると、空路が前年同月比19.6%増の13万6,600人、海路が94.6%増の5万8,200人となっており、空海路ともに好調な伸び率となっています。毎年4月に開催されている「琉球海炎祭」では外国人クルーズ客の取り込みが画策されるなど、クルーズ船をターゲットにした取り組みがさらに広がりを見せています。

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