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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2018年3月は21万300人と前年同月比5万1,900人増、伸び率は32.8%引き続き好調

最終更新:2018-05-22 14:56:23市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年3月に沖縄県を訪問した外国客は21万300人と前年同月比5万1,900人増の記録を示し、伸び率は32.8%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は25.1%となっています。国籍別では台湾の割合が26.5%と最も高く、韓国が22.4%、中国本土が17.0%と続いています。

3月の概況について沖縄県は、航空路線の拡充があったことやクルーズ船の寄港回数が前年同月比で増加したことなどから前年を上回ったとしています。また4月は、麻しん(はしか)患者の発生に伴う影響が懸念されるものの、クルーズ船の寄港回数が増加する予定であることや、夏季運行期間において航空路線の拡充が予定されていることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

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毎月30%を超える高い伸び率をみせている訪沖インバウンド市場では、1月から3月までの累計入域観光客数が約60万人となっています。入域経路別に3月の観光客数をみると、空路が前年同月比15.5%増の14万900人、海路が90.7%増の6万9,400人となっており、引き続きクルーズ船を中心とした海路客が大きく増加しています。

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