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[ 市場レポート ]

【台湾:訪沖外国人観光客数】2017年10月は7万7,400人と前年比16,100人増、伸び率は26.3%と好調

最終更新:2018-03-07 16:04:00市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年10月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は7万7,400人と前年比16,100人増の記録を示し、伸び率は26.3%と昨年同月とほぼ同じプラス成長となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は33.8%となっています。

訪沖台湾観光客数

台湾市場の概況について沖縄県は、10月は大型連休絡みで臨時便が運航されたことや、クルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。また11月は、中華航空が高雄-那覇路線で機材を大型化することや、クルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから好調に推移すると見込んでいます。

訪沖台湾観光客数の伸び率

9月は天候不順によるクルーズ船欠航などの影響で海路客が大幅に減少し、全体としてマイナスの伸び率となった台湾市場ですが、10月は2桁の伸び率回復となりました。入域経路別に伸び率をみてみると、空路は前年同月比22.3%増の5万3,200人、海路は前年同月比36.0%の2万4,200人となっており、空海路ともにバランスよく伸びを示したことで市場全体の拡大につながったことが伺えます。

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