INBOUND REPORT

[ 市場レポート ]

【台湾:訪沖外国人観光客数】2017年11月は5万7,300人と前年比24,700人増、伸び率は75.8%と好調

最終更新:2018-04-13 14:02:39市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年11月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は5万7,300人と前年比24,700人増の記録を示し、伸び率は75.8%と今年最大のプラス成長となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は31.4%となっています。

台湾市場の概況について沖縄県は、11月は中華航空による高雄-那覇路線の機材大型化や、遠東航空による花蓮ー石垣のチャーター便が就航したほか、クルーズ船の寄港回数が大幅に増加したことなどから、前年を上回ったとしています。12月は、マンダリン航空の台中-那覇路線で増便が予定されていることや、引き続きクルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

今年1月~11月における台湾の累計観光客数は74.5万人となっており、前年同期比にして29.4%の伸び率となっています。11月の入域経路別に伸び率をみてみると、空路は前年同月比58.9%増の3万9,100人、海路は前年同月比127.5%増の1万8,200人となっており、入域経路のバランスが海路へシフトする傾向がみて取れます。

PAGE TOP