[ 市場レポート ]
【台湾：訪沖外国人観光客数】2017年8月は8万9,300人と前年比2万2,800人増、伸び率は34.3%と全市場で最大
最終更新：2018-03-07 14:14:20市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年8月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は8万9,300人と前年比2万2,800人増の記録を示し、伸び率は34.3%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は32.4%となっています。
台湾市場の概況について沖縄県は、8月は前年同月と比べて航空路線の拡充があったことや、クルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。９月は、台風の影響が懸念されるものの、引き続き航空路線の拡充があることや、クルーズ船の寄港予定があることなどから堅調に推移すると見込んでいます。
沖縄県の外国人観光客の3人に1人となっている台湾市場ですが、8月も全市場を通じて最も高い伸び率を示しました。その背景として空路・海路の入域観光客数がともに増加したことが挙げられます。空路は前年同月比32.9%増の5万4,900人、海路は36.5%増の3万4,400人となっており、入域経路のバランスが安定した観光客数の増加につながっています。