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[ 市場レポート ]

【台湾:訪沖外国人観光客数】2018年2月は5万3,200人と前年比9,600人増、伸び率は22.0%と好調

最終更新:2018-04-17 13:21:41市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年2月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は5万3,200人と前年比9,600人増の記録を示し、前年同期比の伸び率は22.0%と好調な値を示しました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は27.3%となっています。

台湾市場の概況について沖縄県は、2月は春節時期にチャーター便の運航があったことや、クルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。3月は、航空会社による増便や台北-石垣路線の運行再開が予定されていることに加え、引き続きクルーズ船の寄港が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

2月の訪沖インバウンド市場では台湾が最も高いシェアを占める結果となりました。入域経路別に2月の観光客数をみると、空路が前年同月比27.9%増の4万3,100人、海路が2.0%増の1万100人となっており、空路で入域する観光客数の増加が台湾全体の増加につながりました。リピーター割合の高い台湾では離島など遠隔地への訪問も増加すると考えられ、観光客増加に伴う地域の受入環境整備などの必要性が高まりそうです。

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