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[ 市場レポート ]

【台湾:訪沖外国人観光客数】2018年3月は5万5,700人と前年同月比5,800人増、伸び率は11.6%と2桁台で推移

最終更新:2018-05-22 14:58:54市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年3月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は5万5,700人と前年同月比5,800人増の記録を示し、前年同月比の伸び率は11.6%と好調な値を示しました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は26.5%となっています。

 

台湾市場の概況について沖縄県は、3月は航空会社による高雄-那覇路線の増便、台北-石垣路線の運行再開があったことやクルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。4月は、麻しん(はしか)患者の発生に伴う影響が懸念されるものの、航空会社による増便や、高雄-那覇路線の初就航や琉球海炎祭による旅行需要の高まりなどから、好調に推移すると見込んでいます。

台湾市場について入域経路別に3月の観光客数をみると、空路が前年同月比18.2%増の4万7,500人、海路が15.5%減の8,200人となっており、今月も空路で入域する観光客数の増加が台湾全体の増加につながりました。沖縄県でははしかの影響による台湾からの旅行キャンセルが相次いでいるといい、今後の動向を注視したいところです。

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