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【中国：訪沖外国人観光客数】2017年8月は6万5,900人と前年比8,900人増、伸び率は海路が牽引し15.6%
最終更新：2018-03-07 14:16:10市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年8月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は6万5,900人と前年比8,900人増となりました。前年同月比の伸び率は15.6%となっています。また、沖縄県の外国人観光客総数に占める中国の割合は台湾に次いで23.9%です。
8月の中国市場の概況について沖縄県は、航空会社の予約状況が前年同月並みにあったことや、家族旅行を中心に旅行商品の販売状況が良好なことなどから、前年を上回ったとしています。上海からの入域については前年同月と比べてクルーズ船の寄港回数が増加し、大型化で一度に数千人単位の入込が複数回あったことなどから、前年を上回ったということです。
7月に引き続き今月も海路での入域観光客数増加が中国市場の拡大に貢献しました。空路の伸び率が前年同月比6.0%だったのに対し、海路は23.3%と好調な値を記録しています。海路全体での外国人観光客に占める割合も33.0%と全市場を通じて最大となっているほか、空路での観光客数が2万6,700人なのに対し、海路では3万9,200人と空路を大きく上回っており、クルーズ船による入域が中国市場の特徴です。