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【香港：訪沖外国人観光客数】2017年9月は2万5,400人と前年比4,200人増、伸び率は19.8%と2桁台を維持
最終更新：2018-03-07 15:49:00市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年9月に沖縄県を訪問した香港の外国客は2万5,400人と前年比4,200人増の記録を示し、伸び率は19.8%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は10.9%となっています。
香港市場の概況について沖縄県は、9月は香港エクスプレスの香港－石垣路線の増便を含む航空路線の拡充やクルーズ船の寄港等から、前年を上回ったとしています。また10月は、本格的な国慶節休暇で旅行需要の増加が見込まれることや、香港発クルーズ船の寄港予定があることなどから好調に推移すると見込んでいます。
9月は空路での入域観光客数が前年同期比にして15.9%増、海路での入域観光客数が33.3%増と空海路ともに好調な伸び率を示しました。今年1月から9月までの累計観光客数は20万1,700人となっており、前年同期比の伸び率は15.3%と中国市場を上回っています。LCCのピーチ・アビエーションが10月29日から週3便で運航中の那覇―香港線を運休するなど、今後の動向を注視していきたいところです。