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【単月:訪沖外国人観光客数】2018年12月は17万7,200人、伸び率はマイナス3.2%と前年同月を下回るも、年間累計は290万3,800人と過去最高

最終更新:2019-07-12 15:13:41市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年12月に沖縄県を訪問した外国客は17万7,200人と前年同月比5,900人減となり、伸び率はマイナス3.2%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は23.7%となっています。国籍別では韓国の割合が29.6%と最も高く、台湾が27.6%、中国本土が18.6%と続いています。

12月の概況について沖縄県は、年末年始の旅行需要の高まりや、前年同月より航空路線の拡充があったものの、クルーズ船の寄港が減少したことなどから、前年を下回ったとしています。1月は、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることや、クルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

入域経路別に12月の観光客数をみると、空路が前年同月比10.2%増の14万1,200人、海路が34.5%減の3万6,000人となっており、海路客の大きな減少が空路客の増加を上回り市場全体としてマイナスの伸び率となりました。なお、2018年の累計観光客数は前年比36万1,600人増の290万3,800人、伸び率は14.2%と2017年の年計を超え過去最高となりました。

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