[ 市場レポート ][ 沖縄 ][ 香港 ]
【香港：訪沖外国人観光客数】2019年1月は1万0,800人と前年同月比2,900人減、伸び率はマイナス21.2%と前年同月を下回る
最終更新：2019-07-12 15:13:40市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年1月に沖縄県を訪問した香港の外国客は1万0,800人と前年同月比2,900人減となり、伸び率はマイナス21.2%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は4.7%となっています。
香港市場の概況について沖縄県は、1月は2018年に広深港高速鉄道と港珠澳大橋が開通したことに伴い、中国へのより安価な旅行が選択可能になったことなどから前年を下回ったとしています。また、２月は、春節による旅行需要の高まりが期待されることや、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。
2018年は12ヵ月中8ヵ月で伸び率がマイナスとなるなど入域観光客数が減少傾向にある香港市場については、2018年の年間訪日市場全体でも全市場を通じて唯一外客数がマイナスとなっています。入域経路別に1月の観光客数をみると、空路が前年同月比14.8%減の1万0,400人、海路が73.3%減の400人となっています。1月の香港市場における海路の減少率は、全市場を通じて最も高い値となっています。