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【韓国：訪沖外国人観光客数】2019年4月は4万2,000人と前年同月比2,900人減、伸び率はマイナス6.5%と3ヵ月連続減
最終更新：2019-07-12 15:45:32市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年4月に沖縄県を訪問した韓国の外国客は4万2,000人と前年同月比2,900人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス6.5%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める韓国の割合は16.8%となっています。
韓国市場の概況について沖縄県は、4月は前年同月より航空路線の拡充があったものの、韓中関係の改善による中国への渡航需要の回復やベトナム人気など渡航先の多様化などから、前年を下回ったとしています。5月は、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることや、仁川―下地島間のチャーター便の運航が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。
韓国市場は3ヵ月連続でマイナスの伸び率となりました。1月から4月の累計でも前年同期比マイナス2.3%となっており、今後の市場の動きが懸念されます。入域経路別に4月の観光客数をみると、空路が前年同月比6.3%減の4万2,000人、海路が0人で変動なしとなっています。競合市場であるベトナムでは中部の街ダナンが海外旅行先としての人気が高まっており、世界中の観光客が押し寄せています。