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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】2017年1月は14万7,200人と前年比3万2,300人増、伸び率は28.1%を記録

最終更新:2017-05-09 12:05:56市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年1月に沖縄県を訪問した外国客は14万7,200人と前年比3万2,300人増の記録を示し、伸び率は28.1%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は22.5%となっています。国籍別では韓国の割合が33.6%と最も高く、台湾が26.7%、中国本土が20.2%と続いています。

沖縄_201701_棒

1月の概況について沖縄県は、春節(旧正月)時期の旅行需要の増加に伴い、各主要市場から航空会社によるチャーター便や航空路線の拡充が前年同月と比較してみられたことや、定期クルーズ船の寄港があった台湾を中心に海路客が増加したこと結果、空路・海路客ともに前年を上回ったとしています。

沖縄_201701_グラフ

2016年末の11月にはマイナスの伸び率を記録するなど外国客の伸びついて減速が懸念されましたが、1月は28.1%と昨年4月以降の水準に回復しています。沖縄県の外国客においては、特に海路による入域観光客が顕著に増加しており、1月は21,500人と前年同月比47.3%の伸びをみせています。空路客12万5,700人に対しボリュームは小さいものの、今度の海路客の動向に注目したいところです。

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