[ 市場レポート ]
【台湾：訪沖外国人観光客数】 2017年6月は9万4,400人と前年比2万7,500人増、伸び率は41.1%と好調
最終更新：2017-08-03 17:20:16市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年6月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は9万4,400人と前年比2万7,500人増の記録を示し、伸び率は41.1%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は36.1%となっています。
台湾市場の概況について沖縄県は、6月は航空路線の増便などにより空路観光客が増加し、クルーズの寄港回数も増加し たことで海路観光客数についても増加し前年を上回ったとしています。また7月は、台北・高雄−那覇路線の増便計画や、クルーズ船の寄港回数の増加が見込まれることなどにより好調に推移すると見込んでいます。
5月の伸び率がマイナスとなった台湾市場ですが、6月は41.1%と高い伸び率を記録しました。その背景として海路からの観光客数が前年比92.5%と大きく増加したことが挙げられます。空路での観光客数も前年比19.2%と好調に増加し、結果として台湾が6月の訪沖インバウンド市場全体を牽引しました。引き続きクルーズ船の寄港が訪沖インバウンドの重要なファクターとして目が離せません。