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[ 市場レポート ]

【単月:訪沖外国人観光客数】 2017年7月は29万2,700人と前年比7万5,400人増、伸び率は34.7%と高い値

最終更新:2017-09-06 11:46:49市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年7月に沖縄県を訪問した外国客は29万2,700人と前年比7万5,400人増の記録を示し、伸び率は34.7%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は32.2%となっています。国籍別では台湾の割合が31.6%と最も高く、中国本土が23.7%、韓国が15.1%と続いています。

沖縄_1_外国_棒

7月の概況について沖縄県は、台北・高雄−那覇路線の増便を含む航空路線の拡充や、クルーズ船の寄港回数が増加したことなどから前年を上回り、単月として過去最高の入込数となったとしています。8月は、引き続きクルーズ船の寄港回数が増加予定であることに加え、本格的な夏休みシーズンによる旅行需要の増加が見込まれることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

沖縄_1_外国_線

7月も台湾が市場全体を牽引し、34.7%の高い伸び率を記録しました。国内からの入域観光客数の増減率は4.5%だったことから、訪沖インバウンドの拡大ぶりが伺えます。また、外国客の市場構成比が先月に引き続き30%を超え、入域観光客の3人に1人が外国客となっています。さらに、海路での入域外国客の伸び率は69.1%と7月も高い値を示しています。

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