【カナダ】人口の91%にあたる3,611万人がインターネットを利用、米国同様PCの利用が特徴的

ソーシャルメディア・コンサルティング企業「We Are Social」(本社:ロンドン)が発表している調査報告「Digital in 2016」には、全世界30ヶ国のインターネットやソーシャルメディアの利用状況に関する統計がまとめてられています。

今回は、この報告書から「カナダ」に焦点をあて、欧米地域のインターネットやソーシャルメディアの利用状況を見てみましょう。

まずはカナダのデジタル環境についての展望です。カナダの総人口3,611万人の91%に相当する3,300万人がインターネットを利用しています。ソーシャルメディアの利用者は総人口の約60%にあたる2,100万人が利用する結果となっており、その約80%にあたる1,700万人がモバイル端末からアクセスしています。

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デバイスのタイプ別に普及率を見てみると、ラップトップPCを含むパソコンが75%とアジア地域に比較して高い結果が出ています。続いてスマートフォンは57%、タブレット端末が33%と比較的高い値となっているのは米国と同じ特徴です。

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次にメディアごとの利用時間をみてみると、モバイル端末によるインターネット利用時間とソーシャルメディア利用時間が東南アジア諸国より短く、一方テレビの視聴時間は2時間27分と比較的長くなっています。この利用時間に関する結果も米国と類似したものとなっており、経済水準が高い欧米諸国のモバイル端末によるインターネット利用とソーシャルメディア利用の時間が短い傾向が確認できます。

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インターネット利用頻度に関しては、「毎日利用する」と答えたユーザーが89%と非常に高い値です。週に1度も利用しないユーザーは3%以下という結果になっています。

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ソーシャルメディア利用に関するデータも見ていきます。カナダでは人口の58%に相当する2,100万人がソーシャルメディアを利用しており、47%のユーザーがモバイル端末からアクセスしています。

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そして、利用されているソーシャルメディアのランキングです。やはり米国と同じ傾向が出ておりカナダで一番利用されているのはFacebookで47%となっています。次いでFacebookメッセンジャーが28%とFacebook系のサービスが大きなシェアを占めています。

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最後に、EC(eコマース)についてのデータを見てみましょう。カナダについては、60%の端末で過去30日以内に商品やサービスが購入されているという結果が出ています。モバイル端末でのネットショッピングについては17%と低い値となっているものの、PCでの購入は57%とモバイル端末よりも高い値が出ています。

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こうしてカナダのインターネット・ソーシャルメディアの状況を踏まえると、おおむね隣国アメリカと同様の傾向を示していることがわかります。欧米の傾向としてモバイル端末でのEC利用割合が低いという特徴が見られますが、日本においてモバイル端末での旅行予約が伸びているように、インバウンドの視点からするとモバイル端末利用と旅行予約の動向も気になるところです。特にモバイル端末については「旅ナカ」での利用方法がポイントではないでしょうか。

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