【イタリア】人口の63%がインターネットを利用、パソコンやタブレット端末の利用時間が4時間以上

ソーシャルメディア・コンサルティング企業「We Are Social」(本社:ロンドン)が発表している調査報告「Digital in 2016」には、全世界30ヶ国のインターネットやソーシャルメディアの利用状況に関する統計がまとめてられています。
今回は、この報告書から「イタリア」の状況に焦点をあて、ヨーロッパ地域のインターネットやソーシャルメディアの利用状況を見てみましょう。

まずはイタリアのデジタル環境についての概観です。イタリアの総人口5,980万人の63%に相当する3,767万人がインターネットを利用しています。ソーシャルメディアの利用者は2,800万人と国民の約50%が利用する結果となっており、その約85%にあたる2,400万人がモバイル端末からアクセスしています。

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デバイスのタイプ別に普及率を見てみると、ラップトップPCを含むパソコンが65%と欧米地域としてはやや低い結果となっています。続いてスマートフォンは62%、タブレット端末が21%となっていますが、フィーチャーフォンの利用も根強いことが伺えます。

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次にメディアごとの利用時間をみてみると、パソコンやタブレット端末の利用時間が4時間以上となっており、隣国フランスよりも30分ほど長くなっています。モバイル端末によるインターネット利用時間は2時間10分、ソーシャルメディア利用時間は1時間57分とメディアごとの利用時間が総じて長い結果となっています。

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インターネット利用頻度については、「毎日利用する」とユーザーが8割近くおり高い値となっています。1週間に1度以上利用する人と合わせると94%とインターネットの利用頻度は非常に高いことがわかります。

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続いてソーシャルメディア利用のデータも見ていきます。イタリアではほぼ2人に1人に相当する2,800万人がソーシャルメディアを利用しており、40%のユーザーがモバイル端末からのアクセスとなっています。

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利用されているソーシャルメディアはフランスとは違う傾向が出ています。イタリアでも最も利用されているのはFacebookで33%です。次いでWhatsAppが30%となっており、Facebookメッセンジャーが22%とコミュニケーションサービスが上位を占めています。

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最後に、EC(eコマース)についてのデータです。イタリアでは、48%の端末で過去30日以内に商品やサービスが購入されており、フランスより低い結果になっています。一方、モバイル端末でのネットショッピングについては23%とやや高い値になっている点が特徴的です。

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以上イタリアのインターネット・ソーシャルメディアの状況みてきましたが、メディアごとの利用時間が他のヨーロッパ諸国よりも長くなっている点が印象的でした。スマートフォンの所有率は62%と他の先進国と比較するとやや低い結果ですが、今後デバイスの普及や利用方法がどのように変わっていくのか注目したいところです。ドイツやフランスのデータと比較して諸点に違いが見られたように、インバウンドで欧米向けプロモーションを行う際も国ごとの特性を踏まえた取り組みが必要と言えそうです。

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