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[ 市場レポート ]

【1月速報】訪日観光客推移/アジア

最終更新:2017-02-08 18:01:51市場レポート

【アジア主要市場訪日数】アジア主要市場の動向は訪日全体と同傾向、2016年の伸び率は18.6%とやや大きく降下

日本政府観光局(JNTO)によれば、2016年のアジア主要市場(韓国・中国・台湾・香港・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・インド)の訪日数は、前年比18.6%増の2,010万人と、過去最高になりました。アジア主要市場の訪日外客数は訪日全体と概ね同様の増加傾向を示しており、2011年以降安定した伸びを記録してきました。市場別にみると、特に中国の伸びが目覚ましく、訪日市場への中国の貢献度が高いことが改めて確認できます。

today_グラフ_訪日_アジア_年

today_グラフ_訪日_アジア_月

続いて、アジア主要市場における月別の訪日外客数をみてみると、7月に最大のピークが来ており、4月・10月・12月に小ピークであることがわかります。7月のピーク時には前月と比較して中国と韓国の伸び率が高くなっていますが、12月や1月の年末年始は他の月と比べ韓国の訪日客の割合が高いなど、時期によって訪日全体とは異なる傾向がみられる点がポイントです。

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