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【単月訪日数】台湾、単月として過去最高の47.0万人、伸び率は13.7%増と好調に推移

最終更新:2019-04-04 18:30:42市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年4月の訪日外客数(推計値)は前年同月比12.5%増の290万1千人と、2017年4月の257万9千人を上回り、単月として過去最高となりました。4月までの累計は1,051万9千人となり、これまでで最も早いペースで1,000万人を超えました。台湾については、前年同月比13.7%増の470,000人となり、単月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める4月の台湾のシェアは、前年同月の15.4%から微増の16.2%となっています。

4月の台湾市場についてJNTOは、昨年は4連休であった清明節休暇が今年は週末と合わせ5連休となったことに加え、増便やチャーター便の就航による航空座席供給量の増加やクルーズが多数寄港したことも増加要因となり、訪日者数は堅調に推移したとしています。

台湾市場は2月以降、前年を上回る好調な伸び率で推移しています。1月から4月までの累計旅行者数は1,608,700人と前年同期比にして11.2%の伸び率となっています。昨年から今年にかけインバウンドの足は着実に地方へと向いています。東北地方では2017年の仙台市内の外国人宿泊者はアジアからのインバウンドが大幅に増加し前年比31.3%増の16万8632人となり、過去最多を更新しています。

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