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[ 市場レポート ]

【アジア主要市場訪日数】アジア主要市場は2,637万人、伸び率は前年比7.7%増

最終更新:2019-07-12 15:13:41市場レポート

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によれば、2018年のアジア主要市場(韓国・中国・台湾・香港・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・インド)の訪日数は、前年比7.7%増の2,637万人となりました。アジア主要市場の訪日外国人観光客数は訪日全体の伸び率を下回っており、アジア市場の成長段階が次のフェーズに入ったといえます。2017年は韓国市場の拡大が顕著でしたが、2018年は中国市場が大きく拡大しました。

 

 

 

月別のアジア主要市場における観光客数をみると、国籍ごとのシェアについて季節性を確認できます。中国は特に7・8月にかけて割合が高く、韓国は1・12月に割合が高くなっています。各月の訪日外国人観光客数は災害の影響を大きく受けた9月を除き220万人前後と月較差が小さくなっており、アジアの複数市場が補完関係となっていることがわかります。

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