INBOUND REPORT

[ 市場レポート ][ 台湾 ]

【年間訪日数】台湾観光客、2018年は過去最高の476万人、伸び率は4.2%増と堅調

最終更新:2019-07-12 15:13:41市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年12月の訪日外国人観光客数(推計値)は前年比4.4%増の263万2千人と、2017年12月の252万1千人を上回り、12月として過去最高となりました。これにより2018年の訪日外国人観光客数は前年比8.7%増の3,119万2千人と、統計史上最多となりました。訪日台湾観光客については前年比4.2%増の4,757,300人と、過去最高を記録しました。訪日外国人全体に占める2018年の台湾のシェアは、前年の15.9%から微減の15.3%となっています。

 

 

2018年の台湾市場についてJNTOは、年の後半は地震や台風など自然災害の影響で前年同月を下回った月が続いたものの、4月は単月として過去最高となる470,042人を記録するなど、多くの月で同月過去最高を記録したことに触れ、航空座席供給量の増加も相まって堅調な伸びを示したとしています。

 

 

観光庁による訪日外国人消費動向調査(2018年年間値・速報)によれば、市場別の旅行消費額において台湾は全体の13.0%を占める5,839億円で韓国とほぼ同規模のシェアとなっています。費目別の消費額では韓国や香港と比較して交通費や買物代が高くなっており、交通費が625億円、買物代が2,105億円となっています。

PAGE TOP