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【年間訪日数】アメリカ観光客、過去最高の153万人、伸び率は11.0%増と好調

最終更新:2019-07-16 11:24:52市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年12月の訪日外国人観光客数(推計値)は前年比4.4%増の263万2千人と、2017年12月の252万1千人を上回り、12月として過去最高となりました。これにより2018年の訪日外国人観光客数は前年比8.7%増の3,119万2千人と、統計史上最多となりました。訪日アメリカ観光客については、前年比11.0%増の1,526,500人と、過去最高を記録しました。訪日外国人全体に占める2018年のアメリカのシェアは、前年の4.8%から微増の4.9%となっています。

2018年のアメリカ市場についてJNTOは、好調な米国経済や継続的な訪日旅行プロモーションによる訪日機運の醸成など、訪日検討を後押しする環境が揃い、訪日旅行者数は全ての月で同月過去最高を更新したとしています。また、訪日クルーズ需要も着実に増加していることも訪日旅行者数の増加を下支えしていると指摘しています。

観光庁による訪日外国人消費動向調査(2018年年間値・速報)によれば、米国の旅行消費額は2,890億円と全体の6.4%を占めており、香港に次いで第5の市場規模となっています。カナダを合わせた北米全体としては、3,487億円の消費額となっており、旅行者一人当たりの旅行支出額はアメリカが191,352円、カナダが184,134円となっています。

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