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【単月訪日数】アメリカ、5月として過去最高の14.1万人、伸び率は12.7%増と好調
最終更新：2018-12-04 14:26:49市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年5月の訪日外客数（推計値）は前年同月比16.6%増の267万5千人と、2017年5月の229万5千人を上回り、5月として過去最高となりました。5月までの累計は前年同期比15.6%増の1,319万4千人となっています。アメリカについては、前年同月比12.7%増の140,500人となり、5月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める5月のアメリカのシェアは、前年同月の5.4％から微減の5.3%となっています。
5月のアメリカ市場についてJNTOは、外国旅行需要自体が増加傾向にあることに加え、各種メディアでの日本の露出が増加したことによる旅行先としての日本の認知度の高まりや訪日旅行プロモーションによるクルーズ需要の増加もあり、訪日者数は堅調に推移したとしています。
アメリカ市場における1月から5月までの累計旅行者数は612,400人と前年同期比にして9.7%の伸び率となっています。6月15日施行の住宅宿泊事業法（民泊新法）に伴い民泊予約が大量にキャンセルされるなど、日本の民泊に大きな変化が起こっており欧米系旅行者を中心に利用率が高い「民泊」を取り巻く動きに留意が必要です。