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【単月訪日数】台湾、6月として過去最高の45.7万人、伸び率は5.4%増と堅調に推移

最終更新:2018-12-04 14:17:16市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年6月の訪日外客数(推計値)は前年同月比15.3%増の270万5千人と、2017年6月の234万6千人を上回り、6月として過去最高となりました。これにより上半期の累計は前年同期比15.6%増の1,589万9千人となっています。台湾については、前年同月比5.4%増の456,900人となり、6月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める6月の台湾のシェアは、前年同月の18.5%から1.6%減の16.9%となっています。

日本政府観光局(JNTO) 訪日 台湾

6月の台湾市場についてJNTOは、LCCを中心に航空座席供給量が大幅に増加したことに加え、昨年は5月であった端午節休暇が今年は6月中旬となったことによる旅行需要の増加も相まって、訪日者数は堅調に推移したとしています。

日本政府観光局(JNTO) 訪日 台湾

台湾市場における上半期の累計旅行者数は2,505,800人と前年同期比にして9.5%の伸び率となっています。旅行検索サービス「KAYAK(カヤック)」が7月に取りまとめたデータでは、訪日旅行で利用するエアラインの傾向として、台湾と韓国ではLCCとFSCが5:5となっており、LCCの動向が市場全体に影響力を持っていることが伺えます。

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