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【単月訪日数】中国、単月として過去最高の87.9万人、伸び率は12.6%増と主要市場で最大の伸び
最終更新：2018-12-04 14:17:40市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年7月の訪日外客数（推計値）は前年同月比5.6%増の283万2千人と、2017年7月の268万2千人を上回り、7月として過去最高となりました。7月までの年間累計は前年同期比13.9%増の1,873万9百人となっています。中国については、前年同月比12.6%増の879,100人となり、単月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める7月の中国のシェアは、前年同月の29.1％から微増の31.0%となっています。
7月の中国市場についてJNTOは、夏季休暇シーズンの到来により、クルーズを含む家族旅行需要が高まったことに加え、有効な個人数次査証の保有者が増加したことで、気軽に訪日旅行を楽しむ環境が整ったことなどから、個人旅行を中心に訪日者数が増加したとしています。
7月は訪日主要4市場のうち韓国と香港がマイナスの伸び率となりましたが、中国市場は2桁台の好調な伸び率となりました。1月から7月までの累計旅行者数は4,935,500人と前年同期比にして21.5%の伸び率となっています。2017年上半期は中国の旅行者数が伸び悩んだことなどから中国市場の先行きに対する不安もありましたが、依然として訪日インバウンドにおけるトップシェアを占めています。