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【単月訪日数】香港、前年同月割れの22.7万人、伸び率は3.3%減と今年3度目のマイナス
最終更新：2018-12-04 14:31:55市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年7月の訪日外客数（推計値）は前年同月比5.6%増の283万2千人と、2017年7月の268万2千人を上回り、7月として過去最高となりました。7月までの年間累計は前年同期比13.9%増の1,873万9百人となっています。香港については、前年同月比3.3％減の226,800人となりました。訪日外客数全体に占める7月の香港のシェアは、前年同月の8.8％から微減の8.0%となっています。
7月の香港市場についてJNTOは、航空座席供給量が前年同月と比較して増加したものの、大阪府北部の地震や平成30年7月豪雨の影響により当該地域への旅行需要が抑えられたこともあり、訪日者数は前年同月を下回ったとみています。また、JNTOでは地震や豪雨について、交通機関などの情報発信先へのリンク設定をするなどの対応を行っているとしています。
香港市場における1月から7月の累計旅行者数は1,337,400人と前年同期比にして1.5%の伸び率となっています。訪日インバウンドの主要市場を構成する韓国や香港の旅行者減は、訪日旅行者全体の伸びを抑え、インバウンド関連株を売る動きが強まっています。