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【単月訪日数】アメリカ、7月として過去最高の14.7万人、伸び率は13.4%増と好調
最終更新：2018-12-04 14:32:48市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年7月の訪日外客数（推計値）は前年同月比5.6%増の283万2千人と、2017年7月の268万2千人を上回り、7月として過去最高となりました。7月までの年間累計は前年同期比13.9%増の1,873万9百人となっています。アメリカについては、前年同月比13.4%増の146,700人となり、7月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める7月のアメリカのシェアは、前年同月の4.8％から微増の5.2%となっています。
7月のアメリカ市場についてJNTOは、外国旅行需要自体が引き続き増加傾向にあることに加え、JNTOのメディアへの情報提供や支援などの取り組みにより、各種メディアでの日本の露出が増加したことによる旅行先としての日本の認知度の高まりもあり、訪日者数は好調に推移したとしています。
6月は単月として過去最高の旅行者数を記録したアメリカ市場は、1月から7月の累計旅行者数が920,800人と前年同期比にして11.5%の伸び率となっています。2017年の年間旅行者数は香港の223万人に次いで137万人と86万人の差がありましたが今年はその差が縮まっており、将来的に訪日インバウンドにおいて第3に多きい市場となることも考えられます。