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【8月訪日数】韓国、前年同月割れの59.4万人、伸び率は4.3%減と2ヵ月連続マイナス
最終更新：2018-12-04 14:36:30市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年8月の訪日外客数（推計値）は前年同月比4.1%増の257万8千人と、2017年8月の247万7千人を上回り、8月として過去最高となりました。8月までの年間累計は前年同期比12.6%増の2,130万9千人となり、記録史上最も速いペースで2,000万人を超えました。韓国については、前年同月比4.3%減の593,900人となりました。訪日外客数全体に占める8月の韓国のシェアは、前年同月の25.1％から2.1%減の23.0%となっています。
8月の韓国市場についてJNTOは、大阪府北部の地震の影響による当該地域への旅行のキャンセルや新規予約の減少に加えて、8月の記録的な猛暑を避けて訪日時期を延期する動きが見られたことで、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。なお、JNTOでは直近で発生した災害について、交通機関などの情報発信先へのリンク設定など対応を行っているということです。
韓国市場における1月から8月の累計旅行者数は5,218,300人と前年同期比にして12.0%の伸び率となっています。今月の伸び率は7月に引き続き2ヵ月連続でマイナスとなりました。 8月まで、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、8月の台風などの災害が相次いだほか、9月は台風21号で関西国際空港が大打撃を受け、北海道では地震が発生するなど、今後の動向には留意が必要です。