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【10月訪日数】中国、10月として過去最高の71.5万人、先月のマイナスから回復し伸び率は7.8%増
最終更新：2019-07-12 15:13:40市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年10月の訪日外客数（推計値）は前年同月比1.8%増の264万1千人と、2017年10月の259万5千人を上回り、10月として過去最高の記録となりました。10月までの年間累計は前年同期比9.7%増の2,610万9千人となり、堅調に推移しています。中国については、前年同月比7.8%増の715,300人となり、10月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める10月の中国のシェアは、前年同月の25.6％から1.5%増の27.1%となっています。
10月の中国市場についてJNTOは、台風第21号や北海道胆振東部地震などの自然災害の影響による訪日需要の減退は限定的であり、個人旅行が全体の訪日需要を牽引したとしています。
9月はアジア方面の一大玄関口である関西空港の閉鎖などにより伸び率がマイナスとなった中国ですが、10月はプラスに回復となりました。1月から10月までの累計旅行者数は7,163,700人と前年同期比にして15.1%増とタイ市場の16.0%に並んでおり、引き続き主要アジア4市場では唯一2桁の伸びで推移しています。