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【10月訪日数】韓国、57.1万人と前年同月を下回る、伸び率は8.0%減と4ヵ月連続マイナス
最終更新：2019-07-12 15:13:40市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年10月の訪日外客数（推計値）は前年同月比1.8%増の264万1千人と、2017年10月の259万5千人を上回り、10月として過去最高の記録となりました。10月までの年間累計は前年同期比9.7%増の2,610万9千人となり、堅調に推移しています。韓国については、前年同月比8.0%減の571,200人となりました。訪日外客数全体に占める10月の韓国のシェアは、前年同月の23.9％から2.3%減の21.6%となっています。
10月の韓国市場についてJNTOは、航空座席供給量は増加したものの、昨年は10月であった秋夕（チュソク・旧盆休暇）が9月下旬となったことに加え、人気の旅行先である北海道において発生した北海道胆振東部地震の影響が一部残っており、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。
韓国市場の伸び率は今年に入ってから右肩下がりとなっており、今後の動向が懸念されます。災害や政治的要因が市場の動きに大きな影響を及ぼす市場として、インバウンド対応の視点からはリスクヘッジが重要です。1月から10月の累計旅行者数は6,269,200人と前年同期比にして7.4%の伸び率となっています。