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【10月訪日数】アメリカ、10月として過去最高の14.4万人、伸び率は14.3%増と好調な値
最終更新：2019-07-12 15:13:40市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2018年10月の訪日外客数（推計値）は前年同月比1.8%増の264万1千人と、2017年10月の259万5千人を上回り、10月として過去最高の記録となりました。10月までの年間累計は前年同期比9.7%増の2,610万9千人となり、堅調に推移しています。アメリカについては、前年同月比14.3%増の144,000人となり、10月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める10月のアメリカのシェアは、前年同月の4.9％から微増の5.5%となっています。
10月のアメリカ市場についてJNTOは、外国旅行需要自体が引き続き増加傾向にあることや、クルーズ会社との共同事業などにより引き続き訪日クルーズ需要が好調であったことに加え、メディアへの情報提供・支援の取り組みによる日本関連記事の露出が増加していることなどが訪日需要を下支えしたものと思われるとしています。
アジア方面では4市場がマイナスの伸び率となった10月ですが、アメリカ市場は好調な伸びを記録しました。1月から10月の累計旅行者数は1,272,500人と前年同期比にして11.2%増の伸び率となっています。またカナダ市場における同時期の累計旅行者数は274,900人、前年同期比にして8.4%増と増加傾向で推移しています。