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【11月訪日数】台湾、前年同月を下回る35.2万人、伸び率は3.1%減と引き続きマイナス

最終更新:2019-07-12 15:13:41市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2018年11月の訪日外客数(推計値)は前年同月比3.1%増の245万1千人と、2017年11月の237万8千人を上回り、11月として過去最高の記録となりました。11月までの年間累計は前年同期比9.1%増の2,856万人となり、堅調に推移しています。台湾については、前年同月比3.1%減の351,900人となりました。訪日外客数全体に占める11月の台湾のシェアは、前年同月の15.3%から0.9%減の14.4%となっています。

11月の台湾市場についてJNTOは、航空座席供給量は増加したものの、台風第21号および北海道胆振東部地震などの自然災害の影響やクルーズ船の設定数の減少、11月24日の統一地方選挙の実施などの影響を受け、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。

1月から11月の累計旅行者数は4,421,400人と前年同期比にして4.2%の伸び率となっています。アウンコンサルティング株式会社が12月に発表した調査結果では、台湾で「美容」「ゲーム」「旅行」のWeb広告への関心が高いことがわかっており、インバウンド戦略ではこうした関心の高いジャンルへのクロスアプローチが有効です。

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