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【1月訪日数】フランス、1月として過去最高の1.5万人、伸び率は4.8%と堅調に増加
最終更新：2019-07-12 15:13:41市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2019年1月の訪日外客数（推計値）は前年同月比7.5%増の268万9千人と、2018年1月の250万1千人を上回り、1月として過去最高の記録となりました。フランスについては、前年同月比4.8%増の15,300人となり、1月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める1月のフランスのシェアは、前年同月の0.6％と同値となっています。
1月のフランス市場についてJNTOは、継続的に展開している航空会社との共同広告やメディア招請などの訪日旅行プロモーションが功を奏したとした上で、2018年7月の「ジャポニスム2018」や8月の「Japan Expo」、9月の「Top Resa」など大型のイベントが開催され、日本の露出が増えたことで、旅行先としての日本のプレゼンスが高まっていると考えられるとしています。
2018年の年間累計外客数は初の30万人超えとなったフランス市場は、2012年以降記録を更新し続けています。近年ではリピーターや家族旅行の増加など旅行者の多様化が進んでいます。1月における他の欧州地域からの旅行者数は、ロシアが前年同月比10.7%増の6,300人となったほか、スペインやドイツでもプラスの伸び率を記録するなど、堅調な増加がみられました。