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【1月訪日数】シンガポール、1月として過去最高の2.3万人、伸び率は7.2%増と安定した増加傾向

最終更新:2019-07-12 15:13:41市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年1月の訪日外客数(推計値)は前年同月比7.5%増の268万9千人と、2018年1月の250万1千人を上回り、1月として過去最高の記録となりました。シンガポールについては、前年同月比7.2%増の22,700人となり、1月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める1月のシンガポールのシェアは、前年同月から同値の0.8%となっています。

 

 

1月のシンガポール市場についてJNTOは、旅行のピークシーズンである12月の直後であり旧正月(春節)の直前である1月は旅行需要自体が減少する傾向にあるものの、日本の冬の魅力を訴求する情報発信などの効果もあり、訪日者数は増加を維持したとしています。

 

 

シンガポール市場における最大のマーケット層は家族層となっており、旅行需要が学校休暇の時期に高まるのが特徴です。また市場の約9割がFITであり、個々人の興味や関心にもとづいた訪日旅行の目的地が地方に広がるなど、「先進的」な市場の1つといえます。1月における他の東南アジア市場では、ベトナムが前年同月比27.8%増の35,400人を記録するなど、東南アジア全体の増加がみられます。

 

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