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【1月訪日数】タイ、1月として過去最高の9.3万人、伸び率は12.1%増と引き続き2桁台で好調
最終更新：2019-07-12 15:13:41市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2019年1月の訪日外客数（推計値）は前年同月比7.5%増の268万9千人と、2018年1月の250万1千人を上回り、1月として過去最高の記録となりました。タイについては、前年同月比12.1%増の92,600人となり、1月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める1月のタイのシェアは、前年同月の3.3％から微増の3.4%となっています。
1月のタイ市場についてJNTOは、新規就航や増便により航空座席供給量が前年同月と比較して大きく増加したことに加え、旅行博開催や冬のアクティビティをテーマにした情報発信などの継続的な訪日旅行プロモーションが訪日者数の増加に寄与したとしています。
2018年は年間累計外客数が初めて100万人を超え過去最高となったタイ市場では、2019年の伸びに期待がかかります。好調な増加の背景として、直行便数の増加、訪日リピーターの増加、旅行費用の低価格化が指摘されており、今年も引き続きこうした追い風要因がプラスに働くものと考えられます。また、他のアジア市場同様にFITの割合が増加している点にも着目したいところです。