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【1月訪日数】台湾、1月として過去最高の38.8万人、伸び率は10.5%増と9ヵ月ぶりに2桁増
最終更新：2019-07-12 15:13:41市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2019年1月の訪日外客数（推計値）は前年同月比7.5%増の268万9千人と、2018年1月の250万1千人を上回り、1月として過去最高の記録となりました。台湾については、前年同月比10.5%増の387,500人となり、1月として過去最高を記録しました。訪日外客数全体に占める1月の台湾のシェアは、前年同月の14.0%から微増の14.4%となっています。
1月の台湾市場についてJNTOは、地方への新規就航やチャーター便就航による航空座席供給量の増加に加え、北海道ふっこう割を利用した旅行商品の出発や旧正月（春節）休暇の前倒し需要もあり、昨年4月以来、9ヵ月ぶりに前年同月比2桁増の大幅な伸びを記録したとしています。
台湾におけるアウトバンド市場について、2018年は前年比6%増の1,667万人に拡大しており、海外旅行の需要がさらに高まりをみせています。一方、台湾政府が推進している台湾の国内旅行や欧米・東南アジア諸国との競合が激化しており、現在の訪日リピーターを守り、今後の訪日リピーターを獲得する戦略が求められます。