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【3月訪日数】オーストラリア、前年同月を下回る4.4万人、伸び率はマイナス6.9%と減少
最終更新：2019-07-12 17:05:56市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2019年3月の訪日外客数（推計値）は前年同月比5.8%増の276万人と、2018年3月の260万8千人を上回り、3月として過去最高の記録となりました。オーストラリアについては、前年同月比6.9%減の44,200人となりました。3月までの年間累計は前年同期比6.4%増の173,000人となっています。また、訪日外客数全体に占める3月のオーストラリアのシェアは、前年同月の1.8%から微減の1.6%となっています。
3月のオーストラリア市場についてJNTOは、継続的に展開してきた訪日旅行プロモーションや業界メディアなどによる日本の露出機会の増加による訪日旅行機運の高まりに加え、航空座席供給量は増加したものの、昨年は3月末からであったイースター休暇が今年は4月後半からとなったことの反動により、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。
オーストラリア市場は昨年2018年3月の高い伸び率の反動もあり、マイナスの伸び率となりました。1月から3月の累計旅行者数ではプラスの伸び率となっているものの、4月以降も市場の動向から目が離せません。オーストラリアでは旅行先として日本＝スキーの認識が広く受け入れられている一方、スキー以外の魅力訴求が依然として課題となっています。