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【3月訪日数】タイ、3月として過去最高の14.7万人、伸び率は26.8%増と2桁台を維持

最終更新:2019-07-12 16:49:17市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年3月の訪日外客数(推計値)は前年同月比5.8%増の276万人と、2018年3月の260万8千人を上回り、3月として過去最高の記録となりました。タイについては、前年同月比26.8%増の147,400人となり、3月として過去最高を記録しました。3月までの年間累計は前年同期比23.9%増の347,800人となっています。また、訪日外客数全体に占める3月のタイのシェアは、前年同月の4.5%から微増の5.3%となっています。

 3月のタイ市場についてJNTOは、新規就航や増便により航空座席供給量が前年同月と比較して大きく増加したことに加え、旅行博でのPR や春コンテンツ、北海道などの情報発信・広告宣伝などの訪日旅行プロモーションにより日本の露出が増えたことで、訪日者数は好調な伸びを記録したとしています。

訪日インバウンドにおける東南アジア市場の拡大率が顕著となっています。1月から3月の累計旅行者数についてタイ市場では20%を超える伸び率、ベトナムでは40%を超える伸び率を示しており、東南アジア諸国の経済発展と呼応してこれら東南アジア市場の重要性はますます高まるものと見込まれます。

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