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【3月訪日数】台湾、3月として過去最高の40.2万人、伸び率は3.9%増とプラスに転じる

最終更新:2019-07-12 16:30:32市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年3月の訪日外客数(推計値)は前年同月比5.8%増の276万人と、2018年3月の260万8千人を上回り、3月として過去最高の記録となりました。台湾については、前年同月比3.9%増の402,400人となり、3月として過去最高を記録しました。3月までの年間累計は前年同期比4.5%増の1,189,700人となっています。また、訪日外客数全体に占める3月の台湾のシェアは、前年同月の14.9%から微減の14.6%となっています。

3月の台湾市場についてJNTOは、地方への新規就航やチャーター便就航による航空座席供給量の増加に加え、昨年は1日のみであった和平記念日が4連休となったこともあり、訪日者数は前年同月を上回ったとしています。

2月は前年同月を下回るマイナスの伸び率となった台湾市場ですが、3月は堅実な伸びとなりました。今年1月から3月まで累計旅行者数においても、韓国や香港が前年同期比でマイナス成長となっているのに対し、台湾はプラスの成長を維持しています。訪日旅行者数の月較差が少ない特徴をもつ台湾市場は今年も訪日インバウンドの「優良市場」といえそうです。

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