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【3月訪日数】アメリカ、単月として過去最高の17.7万人、伸び率は17.0%増と好調
最終更新：2019-07-12 16:59:12市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2019年3月の訪日外客数（推計値）は前年同月比5.8%増の276万人と、2018年3月の260万8千人を上回り、3月として過去最高の記録となりました。アメリカについては、前年同月比17.0%増の176,600人となり、単月として過去最高を記録しました。3月までの年間累計は前年同期比14.6%増の372,500人となっています。また、訪日外客数全体に占める3月のアメリカのシェアは、前年同月の5.8%から微増の6.4%となっています。
3月のアメリカ市場についてJNTOは、メディアへの情報提供、支援などの取り組みによる日本関連記事の露出の増加、桜シーズンに合わせた旅行需要の高まりに加え、クルーズ会社との共同事業などにより引き続き訪日クルーズ需要が好調であったことから、訪日者数は2桁の伸びを記録したとしています。
3月は主要アジア市場である韓国や香港が前年を下回る値となった一方、欧米市場の主力であるアメリカは1月から引き続き前年同月の伸び率を上回る拡大をみせています。特に旅行需要が高まる3月に2桁の伸びを記録したことから今後の伸びしろがあるポテンシャル市場として捉えることができます。また、レジャー目的のみならずビジネス目的の旅行者も重要なターゲットとなる市場です。