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【4月訪日数】中国、4月として過去最高の72.6万人、伸び率は6.3%増と引き続き好調

最終更新:2019-07-12 17:30:20市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年4月の訪日外客数(推計値)は前年同月比0.9%増の292万7千人と、2018年4月の290万1千を上回り、単月として過去最高の記録となりました。中国については、前年同月比6.3%増の726,100人となり、4月として過去最高を記録しました。4月までの年間累計は前年同期比10.2%増の2,895,400人となっています。また、訪日外客数全体に占める4月の中国のシェアは、前年同月の23.6%から1.2%増の24.8%となっています。

4月の中国市場についてJNTOは、日本のゴールデンウィークの影響による訪日旅行商品の価格高騰が一部見られたものの、旺盛な訪日需要を新規就航や増便による航空座席供給量の増加が後押しし、訪日者数は前年同月を上回ったとしています。

中国市場は2019年も引き続き純増傾向で推移しており、1月から4月の累計数においては主要アジア4市場で唯一プラスの2桁増となっています。4月は訪日インバウンド市場全体に占める中国の割合が約25%と訪日外国人の4人に1人が中国客となるなど、中国の存在感が高まりました。月別の変動も年々平準化が進んでおり、中国市場の成熟化も速いスピードで進んでいます。

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