INBOUND REPORT

[ 市場レポート ][ 香港 ]

【4月訪日数】香港、前年同月を上回る19.5万人、伸び率は8.3%増とプラスに転じる

最終更新:2019-07-12 17:42:39市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年4月の訪日外客数(推計値)は前年同月比0.9%増の292万7千人と、2018年4月の290万1千を上回り、単月として過去最高の記録となりました。香港については、前年同月比8.3%増の194,800人となりました。4月までの年間累計は前年同期比2.1%減の699,800人となっています。また、訪日外客数全体に占める4月の香港のシェアは、前年同月の6.2%から微増の6.7%となっています。

 4月の香港市場についてJNTOは、日本のゴールデンウィークの影響があったものの、昨年は3月末からであったイースター休暇が今年は4月後半からとなったことの影響に加え、地方への新規就航による航空座席供給量の増加もあり、訪日者数は前年同月を上回ったとしています。

香港市場では3月の伸び率が2桁のマイナスとなりましたが、4月は主要アジア4市場で最も高い伸び率を記録しました。昨年同月の伸び率の動き方と比較すると、3月と4月が逆の動きをしており、イースター休暇の時期が市場の動きに影響した様子が見て取れます。4月には小松空港と香港を結ぶ便が就航するなど新規就航が進む香港市場。5月以降の旅行者数の動きに引き続き注目したいところです。

PAGE TOP